まとめっ!

curea2007-03-19


この前の日記で赤堀さんのブログのことを書きましたが、今度はみのすけさんのブログに健ちゃんの話が…!カメラが回ってないプライベートな場所で、自分のグループのことをどういう風に語ったんだろう。ちょっとだけ気になりますねー。




そして昨日で「殺人者」が本当に本当のラストだったんですね。私は一度しか観る機会がなかったけれど、今までの中で一番心に残る作品だったかもしれないです。


観に行ってからずっと考えてたのは、あの能面の男の存在は何を指していたんだろうってことなんですが…。
人によって答えは違うと思いますが、私は「日常の中で感じる違和感」なのでは?と思いました。例えば「相手は自分をどう思ってるんだろう」っていう不安とか、いつも見て見ぬふりしてきた現実だったりとか。自分の心の中でひっかかってることが積み重なって迫ってくる、そういう存在が能面の男に例えられてるんじゃないかな〜。そういうものから逃れたい気持ちが「ここではない、どこかへ」ってことのような気がします。
そしてそういうものに向き合うとき人はみんな孤独になるからこそ、「孤独を恐れるな」っていうお父さんの台詞があったんじゃないかなーと思いました。


この話の中で怖いのは、日常の中にサドル泥棒や母親の不倫や動物の虐待、そして殺人事件っていうものが決して不自然じゃなく組み込まれていることですよね。逆に言うと、殺人さえ日常の出来事になりつつある世の中になってることが怖い!!そういうことに気づかされる作品だったなーと思います。



って、ここまで書いてきて自分の解釈に矛盾があるような気がしなくもないですが…(苦笑)
とにかく、この話の中に流れる重苦しさや不気味さを再現するのは、それだけでも大変なことだったと思います。それにこういう作品をジャニーズの劇場でやることも。
だけどあえてそれに挑んでくれたことで、役者・三宅健としての新たな一面が見れたような気がします。この舞台の実現に関わった全ての人に、アイを込めてありがと〜♪って言葉をおくりたいです(笑)